ルサチマ

フォーエヴァー・モーツアルトのルサチマのレビュー・感想・評価

5.0
再見。映画撮影の現場が収容所と同等の暴力性を兼ね備えていることを自覚し、向き合っている映画作家としてゴダールほど切実な存在はいない。この映画に映る全てはゴダールの強制的な法に対するスタッフ、キャスト、そして世界全体のレジスタンスだ。小津やフォードの映画と同等の政治性が確かに存在している。
ルサチマ

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