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花いちもんめのmarnimのネタバレレビュー・内容・結末

花いちもんめ(1985年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

第9回日本アカデミー賞受賞作品。
認知症を扱った映画で、見ていて胸が苦しくなった。
もし自分の親がこのような認知症になったらと思うと、全く他人事ではないテーマ。
現実問題、介護離職からうつを煩い自殺するケースや、認知症の高齢者が電車にはねられて亡くなり、遺族が鉄道会社から高額な損害賠償を請求されるケースなど、家族にとっては生き地獄であろう。
その辛さは十朱幸代の熱演によりひしひしと伝わってきて、あまりの酷さに正視できない場面もあった。
自分がもし認知症になってしまったら……
子供たちに迷惑をかけないためにも尊厳死を選びたい。
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