ディー

浮草のディーのレビュー・感想・評価

浮草(1959年製作の映画)
4.0
鮮烈に映る意図的な赤の使い方が本当に上手いなと感じた。
白黒かなと感じる程の色彩の中に赤を使うことでこんなにも画が映えるのだなと思った。
音楽もセリフも構図も小津安次郎らしく描かれていた。

物語はなんだかのめり込めなかった。
面白かったのだけれど、どちらかというと小津安次郎の映画にしては非日常であり、劇的な映画だったからなのだろうかと思う。
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