人々が虚な目で同じ方向を見ている。彼らは決して苦しんでいない。穏やかな時間に浸かっているような、その感じが心地いい。彼らを乗せて船が無骨な岸につく。やたら青い端正な絵だ。小津映画で舞台に向かってはま…
>>続きを読む面白かった。人情。
特にびっくりするような出来事はなかったけれど、ずっと面白かった。
画が綺麗だった。最初の灯台と瓶が並んでいるのとか。被写体の選び方がすごいのか、撮り方がすごいのか。人の動きが…
小津が撮影をキャメラマンに任せた例外。任された宮川一夫のほうも小津流の「等方行(イマジナリーライン破り)の見交わし」を順守するが、こんなのありかと不安に襲われたという。小津流に逆らって俯瞰シーンを冒…
>>続きを読む終わり方がいい。この終わり方で凄くしっくりきます。
近くにいるからこそ全てを求めようとして欲深くなってしまうのかも。一心同体だと思っていたからこそ余計に。
嫉妬に狂ってヤケになるけど、結局心は変わ…
小津作品としてはドラマチックな展開で激しく見応えがダイレクトに伝わる作品。
中村鴈治郎と京マチ子の全開の個性、川口浩と若尾文子の若き真っ直ぐな個性、そしてなによりも杉村春子の秘めた思いをひた隠す抑…
大映撮影の小津安二郎異色作というイメージで苦手だったが今観ると面白かった。昔は芦屋雁之助演じる親方の家父長的存在感を毛嫌いして見辛かっただけだと思った。そして相変わらずデジタル修復版はやはり素晴らし…
>>続きを読む旅回りの芸人一座という、小津映画では目新しい設定。みんな役者やのう。ワンシーン毎、目を離せない構図(カラーになって小津は喜んだのだろうか?)。灯台と一升瓶(明らかにジョークだ)、土砂降りの雨を挟んで…
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