浮草の作品情報・感想・評価・動画配信

『浮草』に投稿された感想・評価

jo蚊r
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確信した。小津は世界的有数な芸術映画監督でもあると。映画でしか出来ない表現、を詰め込んでいる。極めて純度の高い映画。

確かに以前、サイレント版の『浮草物語』は視聴済み。それから映画史関係の本を読んだりして、それなりに頭でっかちになってから、満を持してのリメイク版の視聴なので、多少鼻息荒いかも。…といいつつ細かい筋は…

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hn
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このレビューはネタバレを含みます

はじめての小津

床屋で受けたあのセクハラ、この世の起こる全てのセクハラを、あのお母ちゃんの剃刀で… てか横行しすぎ…

おっちゃんにお母さん泣かさんとき、と言われてましたが、「それぞれの人生やから…

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ビンタの音が響くので、サイレントであるリメイク元との違いがわかる。
自身の欲望に抗おうとする若尾文子の声がエロすぎる。
京マチ子と若尾文子の色気の違いがうまく対比されており、並んで化粧する姿が圧巻。…

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HAYATO
4.2

2025年95本目
流れるように生きる
巨匠・小津安二郎監督が『浮草物語』(1934)をセルフリメイク。
志摩半島の漁村を舞台に、旅回りの役者・駒十郎、彼との息子を育てる食堂の女将・お芳、一座の人気…

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朝田
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久しぶりに見直し。全カットバキバキに決まっててヤバいし若尾文子が可愛すぎる。雨が降る軒先で罵り合う場面が最高です。
4.0
全カット、ビジュアルが良すぎて芸術の世界だった。
美しいキスシーンの後、パンイチのおじさん達が海辺に座ってるシーンになるの声出して笑ってしまった
3.6
マチ子さんいい女。鴈治郎なんでモテるねん。歳の差ありすぎやろ、配役間違ってません?
レ
4.6

映像があまりに良くて話がどうでもよくなってしまう。特に旅芸人一座や町屋の風情を映す色彩の快楽がすごすぎて、無粋な物言いだとも思うけど麦秋、お茶漬け等々自分の好きな五十年代の小津映画がカラーならもっと…

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sss
5.0

「このままで、ええんや」
抑制された色彩、激しい雨と言葉、ぶつかる身体を手に入れた小津に死角はない。
この映画からしか得られない色気がある。

断絶からのゆったりとした再生がこの上なく心地いい。
キ…

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