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浮草のscarfaceのレビュー・感想・評価

浮草(1959年製作の映画)
4.1
2回目鑑賞
小津4K 若尾文子さんトークショー付き上映にて。
嗚呼、若尾さんにお会いできただけで、感無量です。大変貴重な機会でした。
やはりスクリーンで観ると色々な事に気づく。特に芝居の機微に。杉村春子のこの役はいつもと違って大人しくしとやかな感じだが、声や動きが絶妙過ぎる。やはり大女優。若尾さんが本当に尊敬してる女優さんらしい。「杉村さんのこと大好き!」と急にテンション高くなられて、おっしゃっていたので相当でしょう。
中村鴈治郎の芝居も素晴らしいし、京マチ子もやさぐれた感じうまいし、超キレイ。なにより若尾文子が輝きすぎてます。

初鑑賞 2017/7 DVD 4.1
小津さんが大映で撮った作品。戦前に撮った浮草物語のセルフリメイクでもある。
大映なので松竹小津作品では見ることのできない中村鴈治郎や京マチ子、若尾文子や川口浩というちょっと違う小津作品が観れる。美術も素晴らしいし。ただなによりも宮川一夫さんが撮影監督という部分が大きい。美しい画、色。
若尾文子の郵便局シーンでは、全ての男性が彼女に落ちるでしょう笑
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