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カルロスのDWのレビュー・感想・評価

カルロス(2010年製作の映画)
5.0
■大義があって闘っているつもりでも、やることがデカくなるにつれて各国の思惑に利用され、大金も動くようになり、もちろんカルロスたちも承知でそれを利用し…でも最後は「要無し」として捨てられる。国際政治の空恐ろしさと、信念を持って個人が生きることの難しさを感じる作品でした。
全三部、五時間を超える大作だけど、オリヴィエ・アサイヤスの映像をこんなに長時間堪能できるのは幸せ。
闘士(テロリスト)の女性たちが異様なまでに綺麗です。ノラ・フォン・ヴァルトシュテッテンは超絶美人だけど、自分は狂犬みたいなナーダ役のジュリア・フンマーに惹かれました。
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