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最強のふたりのkoneのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.7
めちゃくちゃ良かった、、!
傷ついて生きてきた異なる世界に住む2人が出会い、
寄り添い、お互いの知らなかった世界を教え合う事で、
新鮮で楽しい人生になったんだろうなぁと思った

「彼は私に同情しない」
障碍者として見なしてくる人達が周りにいる中で、
ドリスのような存在は新鮮で心地よかったのかもしれない

そしてドリスもまた、人の懐に入るのが本当に上手で、
心優しい彼だからこそ
みんなを楽しませる力があって、
たくさん傷ついてきた彼だからこそ
人を思いやる力があったのかもしれない

お互いの常識を壊していくことで楽しい人生となって、
まさに「最強のふたり」だなと少し羨ましくなった
自分らしく、どんな環境でも自分の人生を
最大限に楽しむべきだと学ばせられた映画でした☺︎

そして作品内に散りばめられた黒人に対する典型的なイメージ
ドリスが母親の職場に会いに行った時、
掃除係として働いてるのは黒人ばかりで、
アメリカもフランスも変わらないなと思った。

歩いている人を追うように撮るカメラワークが好きで
ピアノの音楽がとても好きで(ダウンロードして毎日聴いてる)
映画「ミッドナイトインパリ」を観た時もそうだったけど
パリの雨で濡れた道路がとても印象的で、
映画のところどころに出てくる音楽家や画家の名前が
ものすごくパリの文化愛を感じさせられた

あと熱いお湯かけるとこめちゃくちゃ面白かったwwww
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