「グリーンブック」や、「最高の人生の見つけ方」同様、男性の友愛を描いた作品かなぁ程度の事前情報で試聴しましたが、予想を裏切る形で面白かったです……。まさか実話を元にしていたとは……。
障がい者を題材にしたとはいえ、繊細で温かな作品に仕上がったなとしみじみ。誰も障がい者差別や黒人差別をしてないのも良かった。
(性格には、差別していないわけではなく、うまく差別と同居している様な描写でした)
フランス映画特有のとっつきにくさもなく、ドリスのユーモアさと歯に衣着せぬ話し方が心地よくて、飽きずに観ることができました。
人生の楽しみ方って自分次第ですね。ほんとうに。
生きる希望というか、今を楽しむ純粋さを思い出させてくれる様な素敵な映画でした。