あすぱら

最強のふたりのあすぱらのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.4
「グリーンブック」や、「最高の人生の見つけ方」同様、男性の友愛を描いた作品かなぁ程度の事前情報で試聴しましたが、予想を裏切る形で面白かったです……。まさか実話を元にしていたとは……。
障がい者を題材にしたとはいえ、繊細で温かな作品に仕上がったなとしみじみ。誰も障がい者差別や黒人差別をしてないのも良かった。
(性格には、差別していないわけではなく、うまく差別と同居している様な描写でした)

フランス映画特有のとっつきにくさもなく、ドリスのユーモアさと歯に衣着せぬ話し方が心地よくて、飽きずに観ることができました。

人生の楽しみ方って自分次第ですね。ほんとうに。
生きる希望というか、今を楽しむ純粋さを思い出させてくれる様な素敵な映画でした。
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