こうだい

最強のふたりのこうだいのネタバレレビュー・内容・結末

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

要約
スラム出身の黒人ドリス(オマール・シー)は失業保険を貰うために事故のため首から下が麻痺してしまった富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)のお世話をする仕事の面接へ来た。ドリスの廃れた心を見てフィリップは1ヶ月の試用期間を与えた。最初はドリスの荒々しい行動や発言にフィリップや他の使用人達は白い目で見ていたが、日を重ねるごとにドリスの荒々しさの片隅にある優しさにフィリップや使用人達信頼を寄せるようになる。しかし、ドリスの義理の弟が助けを求めてきたため、フィリップの元を離れた。しかし、ドリスの代理人とは馬が合わず、フィリップは心を閉ざしてしまう。それを心配したドリスはフィリップの元へ駆けつけ何気ない日常を過ごす事でフィリップに笑顔が戻った。
感想
とても後味の良い映画だった。身体障害者に対して、可愛そうとかの思いやりに見せかけた上から目線をするのでなく、同等の立場で接するドリスとドリスの棘のあるブラックジョークに対しても笑顔で許るフィリップの懐の広さがとても良かった。
仲の良さを感じた所は2つある。1つ目は2人の趣味嗜好は全く違うと思われたが意外な所で共通点を見つけている所。2つ目はドリスが施設を辞めてから代理人として違う男がきたが、その人の普通の行動に対して物足りなさを感じているフィリップを見て、ドリスとフィリップの仲の良さ、相性の良さが感じられた。
又、フィリップが代理人にヘッドスパを呼ばせてきた時、髭もじゃでデブのおっさんが来た時のフィリップの顔が面白かった。誰だお前と言ってるようで
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