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最強のふたりのsakiのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.3
生きてきた背景が全く違う2人が段々と兄弟のような、親子のような、親友のような関係になっていく姿をずっと見ていたくなる。

『障がい者だから』という考えは、持たないようにしようと思ってもなかなか難しいもの。どこかやはり気を遣って接してしまう。それが悪いわけではないのだけど、このさまざまな固定観念に捉われる事なく1人の人間としてフィリップに接するドリスの姿がたまらなく好きだった。(少し失礼な部分もあったけど)
実際の福祉の現場でドリスのような人は中々というか全くいないと思うけど、今世の中で当たり前になっている事をもう一度改める機会があってもいいんじゃないかなと思った。

優しさは受ける人の受け取り方によってどんな方向にも変わっていく。本当の優しさは常識が全てじゃない。


まさに最強のふたり
あと冒頭のseptemberもサイコウネ
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