「アパートの鍵貸します」が好きすぎるあまり、どうしてジャックレモンがアカデミー主演男優賞を受賞しなかったんだと疑問に思っててこの映画を観ることにした。
確かにこれだとバートランカスターにあげたくなるのもわからなくはないかも。主人公がおしゃべりなのが結構被ってる。よりおしゃべりだった方にあげたって感じ。
内容は思ったよりだいぶ宗教に関することで、主人公が雄弁さを活かして宣教をしていく話。けれども、稀代の詐欺師がカルトを形成していく皮肉を描いているのか、ダーウィンの進化論否定や禁酒を本気でやるアメリカの人々が共感するように作っているのか、どう捉えればいいのかが難しい。
当時のアメリカ人がどう思ってたのかは気になるところではある。
所々話はぶっ飛んでる。
オチはめちゃくちゃ。