nodoubt

ハッピー フィートのnodoubtのレビュー・感想・評価

ハッピー フィート(2006年製作の映画)
-
※記録用です。

今年(当時)のアカデミー賞長編アニメ部門はディズニー/ピクサーでもなければドリームワークスでも宮崎アニメでもなく、歌って踊るペンギンムービーでした。

歌が命の皇帝ペンギンの世界で、致命的に音痴な“パタパタ足”のマンブル。
歌ではなく踊りで熱いハートを伝えるマンブルの冒険を描いたこの作品。
かわいいペンギンたちが魅せてくれる歌と踊りを見ていると楽しい気分になってきます。

しかしこの映画、ただのノリノリエンターテイメントムービーだと思っていると大間違い。
物語の後半からは人間社会への皮肉や警告も込められています。
一応ハッピーエンドなんですが僕は素直に喜べませんでした。

特にマンブルが仲間の元へ、背中に⭕⭕を付けて戻って来た姿には、正直嫌な感じというか、怖さというか、変な気持ち悪さを感じました。
楽しさと考えさせられる…不思議なアニメです。
nodoubt

nodoubt