みおこし

ハッピー フィートのみおこしのレビュー・感想・評価

ハッピー フィート(2006年製作の映画)
3.8
絶対好きだろうなー観たいなーと思ったまま、気づいたら10年以上経っていました(笑)。

音痴で群れの仲間たちからもバカにされ続けてきた皇帝ペンギンのマンブル。相手に歌で求愛をしなければならないしきたりのせいで想いを寄せるグロリアにも愛を伝えられない。しかし、彼にはタップダンスの才能があることがひょんなことから分かり...。

イライジャ・ウッド、ヒュー・ジャックマン、ブリタニー・マーフィ、ニコール・キッドマン、そしてロビン・ウィリアムズなどなどハリウッドを代表する"歌える"役者陣が勢ぞろい。ペンギンだからといって侮れない圧巻のパフォーマンスに心奪われます。アカデミー賞の長編アニメーション賞も獲得するなど、とにかく細部まで凝った演出とストーリーが魅力でとっても楽しめました!
いきなりプリンスの"Kiss"やアース・ウィンド・アンド・ファイアーの"Boogie Wonderland"、クイーンの"Somebody to Love"など名曲揃い。それに合わせて一糸乱れず踊るペンギンたちの華麗なダンスがもう愛おしすぎる!(笑)プリンスが手がけた主題歌の"The Song of the Heart"もまた名曲。ピンク、パティ・ラベル、ビーチ・ボーイズなどほかの参加アーティストも豪華すぎる最高のサントラ盤になっています。

今となってはありがちなテーマかもしれませんが、やっぱり"みんな違ってみんないい"という熱いメッセージには心打たれます。歌に代わり愛のタップダンスで仲間を1つにしていく過程はとってもエモーショナル。中盤から予想外の波乱の展開になって驚きましたが!ペンギン以外の動物たちがみんなリアルすぎて怖い(笑)。

これを監督したのがあのジョージ・ミラーというのがまた意外すぎて笑っちゃいます(笑)。
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