久々に午前10時の映画祭へ
1940年、スペインの小さな村に映画の巡業が到着するところから始まる物語。
6才の少女アナは白黒映画「フランケンシュタイン」に衝撃を受ける。
以下ネタバレなるかも
「フランケンシュタイン」、
巨体で恐ろしい怪物が登場。映画の中の少女はその容姿に恐がることなく一緒に遊ぼうとする。
少女は怪物に襲われることなく仲良く遊ぶ。
しかし、やがて少女を両手に抱えて嘆きながら歩くお父さんの描写が。
なぜ少女が死んだのか?
それが気になるアナ。
そして脱走兵と接触してしまうアナ。
怪物と出会う少女とシンクロしてしまう。
ミツバチを養蜂する父親、
手紙を投函する母親、
死んだふりする姉イサベル、
思わず逃げてしまったアナ、
なんてことない物語だけど、
昔ながらの映画の巡業、
スペインの内戦後の情景、
小さな村の子どもたちの世界に誘われる。