スペイン内戦終了直後の小さな村。ある日、村の公民館で上映されたフランケンシュタインの映画を鑑賞したアナと姉のイザベル。姉は村外れの廃屋でフランケンシュタインを見たことがあるとアナに嘘を付くが、アナは信じ込んでしまい、廃屋へ通うようになる。
蜂の研究に没頭する父と元恋人へ手紙を書き続ける母。かなり裕福な家庭のようだが、家族間の関わり合いはあまりないようだ。
そんな環境でもまっすぐ育つアナ。
信じていた虚構の世界、目の当たりにしてしまった現実にアナは何を思うのだろう。
純粋無垢な彼女の瞳に釘付けになってしまった。