斎藤諒士

ミツバチのささやきの斎藤諒士のレビュー・感想・評価

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)
4.0
とてもとてもノスタルジックな雰囲気で良いのだけど、難しくて分からないところが多かったな。死をテーマにしているのは分かるんだけど、それぞれのシーンの意味するところが難しかった。
時代背景とか知ってたら何を比喩してるのかとかもっと分かるのかも。

子供の時に感じてた感覚というか、目線というか、においというか、そんなフワッとしたものを思いだす。
正体不明の恐怖とか。内臓の授業のマネキン"ドン・ホセ"の顔が妙に不気味だったり。森はとてもゾワゾワするし。
そして画がとても印象的なのばかりで、どこを切り取ってもミツバチのささやきだって分かりそう。こういう映画はしっかり記憶に残るんだよな。小さい頃に見てタイトル分からないけど、シーンだけ覚えてる映画みたいな感じ。

白いパジャマのワンピース着てアナとイザベルがベッドで飛び跳ねてるシーンとても可愛かった。天使かよ
斎藤諒士

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