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リアリティ・バイツのberryのレビュー・感想・評価

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)
3.3
90年代の青春映画とラブコメが合わさった感じ。笑えるからエンドロールまで観てほしい。

個人的にはエンパイアレコードより好みだった。エンパイアレコードほどのパンチの強さは無いけど。まだ大人になりきれてない若者たちのリアルな悩みがテーマになってるから、同じくらいの年代で観ると結構共感できると思う。

キャストも凄くよくて、今では大物になってる俳優達の、未来への希望や不安を持った姿、恋や仕事に悩む姿が見れる。
イーサンホークのニヒルな感じもハマってて、「クズなイケメン」が一途にヒロインを想うって設定がもう我得。
ウィノラライダーも、真面目さと不良っぽさ、地味さと華やかさ、キュートさとクールさ、正反対の性質を両方持った感じでやっぱり魅力的な女優だと思った。
あとコメディやってるイメージしかないベンスティラーがこれでは主要キャラと監督を務めてるらしく、これによってこの映画がいい意味で親しみやすくて見やすいものになってると思った。
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