トトCINEMAライフ

ボルサリーノのトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

ボルサリーノ(1970年製作の映画)
3.5
フランスの2大俳優ジャン・ポール・ベルモンドとアラン・ドロン共演の成り上がりストーリー。

私の感想は、全体的な作品のイメージで伝えます。作品は1970年、舞台はフランス、マルセイユ
当初は街のチンピラのボス同士が友情を得てバディとなるので「スカーフェイス」のようなシビアな展開になると思いきや、劇中に流れる音楽が軽やかなので、ギャング映画なのにどうしても2年後の作品だがポール・ニューマンとロバート・レッドフォード共栄の傑作「スティング」が常にイメージされた…何をやってもお洒落、そして冷たい邪悪さを感じさせない不思議な魅力のある映画だった。

二人が老人になってタッグを組んだ作品を観たが、若い時にも共演してたんだな…。

確か、昨年位にジャン・ポール・ベルモンドが亡くなったと耳にした、素晴らしい演技をありがとう…R.I.P