まかお

善き人のためのソナタのまかおのレビュー・感想・評価

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)
3.6
ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツが舞台。

真面目な国家保安省の主人公。初めに尋問のシーンがあり冷酷な人であることがわかる。
その主人公が反体制派であると思われる劇作家と女優のカップルの家を盗聴しその証拠をつかむよう命じられ話が進んでいきます。

やはり芸術家って人に影響を与えるような魅力のある人なわけだから一日中盗聴していたらその魅力にどんな人でも心を奪われてしまうんじゃないですかね。冷酷な主人公が少しずつ優しくなっていくところが見ものです。最後のシーンとても良い。多くを語らない感じが。
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