善き人のためのソナタの作品情報・感想・評価

「善き人のためのソナタ」に投稿された感想・評価

mo

moの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

・シュタージに目をつけられた反体制的な作家とそのカノピが監視されるが、監視役の善き主人公が情に流されて見逃してあげちゃう話

・原題は『Das Leben der Anderen』(直訳で『他人の生活』)ジメジメして不穏でどこか冷めたような奇妙なタイトル、東ドイツの雰囲気を思わせるから正直大好き

・クリスタ、超エロい

・終わり方好き すべてを知ったドライマンが書いた小説を手にとって「HGWに感謝をこめて」の文字を確認したあと表情変えずレジに持っていき「包装は?」「Nein. Das ist für mich.」

・保身を動機に動くクリスタの方が普通で、だからこそ、他人のために身を削れるのは善き人なんだよなあって

・善き人が必ずしも華やかに報われるわけじゃねえってのがまた現実的で、僕は好きです
善さっていうのは人に気づかれないと無いに等しいのでしょうか。
CHまち

CHまちの感想・評価

4.2
《作品概要》
ベルリンの壁崩壊前、東ドイツの監視社会で国家保安省の局員として働くヴィースラーが反体制的と疑われる作家ドライマンの監視を任される…というお話。

《感想》
監視対象のドライマンを取り巻く人間模様だったり、それを監視する冷徹なヴィースラーの心境の変化などが観ていてとても楽しい要素で、映画のBGMもとても雰囲気に合っています。

この映画2時間を超える程の長さですが、それを感じさせないほど私はストーリーに引き込まれてしまいました。

そして、ラストシーンが本当に感動的で素晴らしく私は思わずジーンときてしまいました。

『この曲を本気で聴いた者は、悪人になれない。』

ここ最近観た中で個人的にかなり評価の高い作品で心にグッときた作品です!
うどん

うどんの感想・評価

4.7
最も好きな映画の一本。
人とはこう、有るべきと教えてくれる映画です。
戦時下であるからこそ美しく生きる事が出来るのかもしれないと、考えてしまいます。
るな子

るな子の感想・評価

5.0
静かで美しい映画でした。ラストの台詞に思わず涙が…。
人にオススメしたい映画です。
96さん

96さんの感想・評価

4.0
東西冷戦下の東ベルリン。

国家保安省による

監視を受けた

劇作家と、

それを監視する局員との話

静かな

力のある映画。

1人でじっくり見るべし☆


東ドイツ時代の

異常な国の体制を背景に、

しっかりとした演技と

ストーリーに

引き込まれる。

静かな映画なので

眠い時はNG

面白い映画でもありません

ただ、

これは見るべき映画だと

思います☆
家宅捜索後のシーン、「自殺者数」というキーワードがこんな形で伏線を回収してしまうとは、、思わず声出た

主人公が感情移入し始める展開が少し早くないかなと思った
めちゃくちゃ善き人なんだな多分
Kei

Keiの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

東ドイツの劇作家ゲオルクはシュタージに目をつけられ監視され始める。友人の演出家の自殺をきっかけに、東ドイツの実情を西ドイツで発表しようとする。ヴィースラーはそれを監視を続けるが、次第に。。
ヴィースラーは非人間的で機械的、禁欲的な生活をしている。そんな中、愛することや人肌を感じることのない生活、ゲオルクとその恋人の生活を監視していく中で、人間的感情を取り戻していく過程が面白かった。
ゲオルクを裏切るけど自分が許せず崩壊していく恋人クリスタの姿はとても見てて辛かった。排他的東ドイツの生活は想像を絶する。勇気ある行動、善き人の心は救われてほしい。
miya

miyaの感想・評価

4.9
感動した。ほんとに。。
ちょっと救いが少ない気もするけど、そこが絶妙な感じに悲しい。

主人公の心境の移ろいとストーリー展開が相まってすごく良くて、ヒューマンドラマ的な映画なのに観てて全く飽きなかった。
ムー

ムーの感想・評価

4.8
完全監視体制の下にあった東ドイツでのお話
ジャケットから音楽映画かと思ってたらちょっと違ってました
でも思ってた以上に心に響くいい映画でした

なにより音がむちゃくちゃいい!
生活音の響き方とか、音場の広がりとか
聞いてるだけでも幸せになれる
それだけに、もっとピアノの音色を聞きたかった

監視社会の表と裏を、感情的な面からだけでなく、色温度の違いを巧みに使い分けて対比させている
ピアノの音色に合わせて、二者の色彩が混じっていく様はまさに圧巻
主役を演じたウルリッヒ・ミューエの演技力もまたすさまじく、ほとんど表情を変えないまま、徐々に変化する心情を表現していて、この合わせ技でさらにグッと引き込まれる

そして、そのすべてを包み込むようなラストまでの綺麗な流れは、心が温まること間違いなしです
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