善き人のためのソナタの作品情報・感想・評価

「善き人のためのソナタ」に投稿された感想・評価

自由を求める東ドイツの作家と、彼を監視する国家保安省の役人の話。
善き人のためのソナタというタイトルが、見観終わるとじわじわくる。
久しぶりにぐさっときた映画に出会った!
モティ

モティの感想・評価

4.2
琴線にふれるとき
これまでの価値観をぶっ壊されるとき
そのとき生まれる感情ってどんなだろう
その感情をもって一歩行動を起こすのって相当な覚悟

この作品の主人公はとてもまっすぐな人だ、尊いくらいに
ぴぴぴ

ぴぴぴの感想・評価

4.6
主人公のラストの台詞、この一言で涙が溢れて、マイベストに入る大好きな台詞

吹き替えの石塚さんの無機質な台詞回しが変わっていくところとても素晴らしかった
きよし

きよしの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公の心の変化と葛藤が伺えた。
個人的には浮気現場をわざとドライマンに見せたのに彼は何も言わずに彼女を抱きしめた事にガッカリした様子の主人公の場面と、エレベーターの中での子供との会話の場面がミソだと思っている💡

最後の「いや 私のための本だ。」と
いうセリフで全てが救われた気がしました🌱
善き話。笑いとかはないけど、微笑みはあるって感じの話だった。当時の本物の人達がこんなに甘ちゃんなわけないと分かるからこそこの話の悲しい部分にしょうがなさを感じた。
信じて頑張っていたなにかに裏切られた。

どーせ人間なんてと思っていたら予想外の結果になり、裏切られた感と嫉妬と興味でモヤモヤした。

今持っている地位や生活や安定した将来を失うとわかっていても、それでも迎合できない事があった。

・・・という気持ちを味わったことがあればこの映画はわりと印象深いものになるかもしれない。

自分が後悔しなければ、今の自分のことを自分で嫌いだ嫌なやつだって思ってなければ別にどーでもいいんだわ。
ちぴ郎

ちぴ郎の感想・評価

4.2
ラストで号泣だ…
心があったことが、2人の救いだな。
権力を乱用して人の人生をめちゃくちゃにするようなことはあってはならない。
世界と壁を作って、自分たちの思い通りに人を管理するようなことは愚かだと思う。
トランプがメキシコとの国境に壁を作ろうとしているのもとてもこわいと感じる。

2018.27
善き人のためのソナタ…
「ギフト包装は?」
「いや 私のための本だ」
優しいピアノの音色と共に奏でられたラストシーン。
切ないけれど、
心に残る大人の映画。
みょん

みょんの感想・評価

3.9
あきらっちさんおすすめ映画!

静かで大人な作品。
とってもよかったです!

東西ドイツについては、一般常識程度にしか知識がなかったので、ついていけるか不安でしたが、ストーリー自体は簡潔で、スッと入ってきました。

ただ、その簡潔なストーリーの裏側にある、登場人物たちの現代のものとは異なる不安や葛藤が複雑に絡み合っていて、なんとも絶妙な雰囲気を醸し出しています。
いろいろな見方ができるところも深いですね。


東ドイツの国家保安省員の内なる変化の描かれ方が美しい。
2時間経つ頃には、始めの、尋問方法を講義する場面が遠い昔のように感じます。


そしてやはり、最後のシーンですよね…
おしゃれで、本当に美しい!


タイトルのつけ方も、そこをとったか…という感じで、直接語らずにここまで鑑賞者に訴えることができることに完全に脱帽しました。


『善き人のためのソナタ』


改めていい作品名だなぁ…。
沁みますね…。
鯱

鯱の感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

物語の初め、機械のように仕事を遂行する男として、ヴィースラーは書かれる
その彼が時間の経過と共にやがて人間味溢れる行動を取り始め、最終的は職務を放棄して、一人の作家を助けるまでに及ぶ
この作品は悪く見れば、当時の東ドイツのやり方を一方面だけからみて、糾弾しているとも言える
しかしこの作品を観て、そのように具体的な話しに持ち込むのは、おそらく間違っているのだろう
問題はどこの国のどんな政府がどんな政策を行って、その結果どういうことが起こったかではなく、一人の人が自分の意思で正しいことは何かということを考え実行したということだ
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