善き人のためのソナタの作品情報・感想・評価・動画配信

善き人のためのソナタ2006年製作の映画)

Das Leben der Anderen/The Lives of Others

上映日:2007年02月10日

製作国:

上映時間:138分

4.1

あらすじ

みんなの反応

  • 主人公が自らの信念に沿った勇気ある行動を取る姿が素晴らしい
  • 東ドイツの監視社会が描かれており、心の機微が描かれている
  • 芸術には人を動かす力があることが感じられる作品である
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『善き人のためのソナタ』に投稿された感想・評価

oka
4.1

「この曲を本気で聴いた者は、悪人になれない」
文化の発展こそ、人間の成長を促すことができる。ヴィースラーの内面の変化がそれを物語っている。この作品の登場人物の苦悩を見れば、国家のあり方に無関心ではい…

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3.8

75点(100点満点中)
 地味なテーマと内容なのに非常に引き込まれた。主人公役のウルリッヒ・ミューエ(あの『ファニーゲーム』のお父さん役!)の哀愁漂う演技が素晴らしい。劇伴も悲哀の演出に一役買って…

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このレビューはネタバレを含みます
これは原題よりも邦題の方が好き
最後のセリフ「これは私のための本だ」めっちゃいいなー
監視社会ってそこまでするのってかんじプライベートなんて全くないじゃん
こういう、男と男の人生が一瞬交わり、そしてまたそれぞれの人生を生きていく話って大好き
4.5

1989年11月ベルリンの壁崩壊。この東西冷戦の象徴に人々がよじ登り、ハンマーや何かを手に、取り壊そうとする姿がテレビに映されていたとき、僕は15歳で、高校受験を控えながら不思議なものを見るような気…

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56/110

タイトルの【善き人のためのソナタ】というワードが劇中に出てくる度に、
胸がジーンとした。

『この曲を本気で聴くものは悪人にはなれない』

『これは私のための本だ』

心に残るセリフ…

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ベルリンの壁崩壊前の東ドイツが舞台。
秘密警察であるシュタージに所属するエージェントが主人公。
主人公であるウルリッヒ・ミューエの無機質な演技は素晴らしかった。そこから監視対象から影響を受けて微かに…

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数年ぶりに観たけど、東独モノ最高傑作どころか間違いなくオールタイムベストに入る
終始セピア色のかかった画づくりと、物語の構成要素の全部が良すぎるし、登場人物全員、最後ノスタルジーに浸る大臣まで含めて…

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このレビューはネタバレを含みます

「これは私のための本だ。」
映画には必ずしも派手な展開や映像が必要では無い、静かな感動だけでもひとは充分に感動できる。
国家に忠誠を誓う冷徹な主人公が国家に反抗の意思を持っている可能性のあるとある夫…

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青山
3.8


1984年の東ドイツ。国家保安省の大尉ヴィースラーは、反体制思想を持っている疑いのある高名な劇作家ドライマンとその恋人で女優のクリスタを監視・盗聴する任務に着く。しかし彼らの生活を"聴く"うちに、…

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