Haruki

フランケンシュタインの花嫁のHarukiのレビュー・感想・評価

3.6
「フランケンシュタイン」のしっかりとした続編。
怪物が主人公感が強い。

シンプルなモンスターに託けて、人間の傲りを激しく抉る。
フランケンシュタインはまさしくバベルの塔。

人間によって生み出されたにもかかわらず、怪物扱いされる不条理さと悲哀を今作では強く感じる。

盲人との出会いからの展開は、信仰や美徳を脅かす人間の業を見せつけられる。

だんだんロメロの「デイ・オブ・ザ・デッド」に見えてくる。
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