のんchan

フランケンシュタインの花嫁ののんchanのレビュー・感想・評価

3.9
古典ホラー『フランケンシュタイン』の続編、やはり観ないでいられず。
1作目より更に進化していました。

『メアリーの総て』も観ていたのでスンナリ入りました。
だってバイロン卿の邸宅から始まるんです。

バイロン卿に小説『フランケンシュタイン』を称賛されたメアリーだが、夫パーシーが「結末が呆気ない」と不満げ。そこでメアリーは「物語には続きがあるの」と話し始める。


ヘンリー・フランケンシュタイン博士の作った"怪人"は前作では焼死したとしか思えなかったのに...
人知れずに助かって森の奥に潜んでいて...村人に見つかり、また怪人狩りが...

そんな頃、まだ病床にいるヘンリーのもとに、知り合いのプレトリアス博士が訪ねて来る。彼も生命の創造を夢見ている一人で、もう足を洗うというヘンリーに、人間創造の実現を協力して欲しいと依頼するのだった。

一度捕まり牢屋に監禁されていた怪人は、鎖を引きちぎり脱走。
そして村外れの小屋に逃げ込むと、そこには盲目の老人が優しく対応してくれるのだった。
言葉を教わり、人間の心も育っていく。

博士たちは新たな人造人間を作り出していて、それは怪人の花嫁にするつもりの若い女性で、嵐の電光を利用し命が創造されるのだが...


メアリー・シェリーと花嫁の人造人間を女優がニ役しています。

フランケンシュタインの花嫁の姿は今のファッションショーのステージでそのまま歩けそうな斬新な髪型とドレスで洗練されたセンスに見えてビックリ。
実験室の中も使う機器や機械類も精巧で素晴らしい。

これは前作より怪人の心が読み取れて、話も出来るので気持ちがいっそう入り込みました。
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