やむちゃ

探偵物語のやむちゃのレビュー・感想・評価

探偵物語(1983年製作の映画)
3.1
備忘録
高校1年生の時(1983年)に鑑賞。
同時上映は「時をかける少女」。

この当時自分の周りでは、角川映画の話題作が公開されると、とりあえず観に行くというのがスタンダードだった(85年頃まで?)。
この作品もそんな流れで観に行った。

ストーリーはあまり印象にない。
お金持ちの令嬢(薬師丸ひろ子)と彼女守る依頼を受けた探偵(松田優作)が、危機を乗り越えていく中で惹かれ合っていくという内容だったと思う。

少し前に、やはり松田優作主演で同名のテレビドラマがあったが、全く関係はない。
松田優作は、大陽にほえろのジーパン刑事や探偵物語の工藤などクセの強いキャラクターを演じるのを見慣れており、「普通の大人の男」を演じているのが珍しかった。
身長長のあるキスシーンと、薬師丸ひろ子の主題歌は今でも覚えている。

薬師丸ひろ子の学業専念の休業からの復帰作だったが、同時上映の「時をかける少女」の方が目立ってしまい、影に隠れてしまった作品。
薬師丸ひろ子主演作としても、「セーラー服と機関銃」と「里見八犬伝」、「Wの悲劇」に挟まれ地味な印象になってしまっている。
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