ジョー

スピード・レーサーのジョーのレビュー・感想・評価

スピード・レーサー(2008年製作の映画)
5.0
監督・脚本 リリー・ウォシャウスキー、ラナ・ウォシャウスキー
撮影 デヴィッド・タッターサル『SW ファントム・メナス』『トゥームレイダー2』
製作会社 シルバー・ピクチャーズ、ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

日本アニメ『マッハGoGoGo』のハリウッド実写化。監督は『マトリックス』から5年ぶりの作品である。期待はあったはずだが、興行収入は鬼ほど失敗、昔からアニメを見ていた監督の思い出の作品となる。それでもファンは一定数いるのがお決まり。俺もそのうちの一人だ。『アイアンマン』が公開と同年代とは思えないほどのCGIのクオリティで、今見ると明らかにグリーンバックであることが目にみえる。基本バストアップ以上の画角に収め、それを気合いでズームインとアウトと繰り返す。アニメーションにしかできないものを実写でもやってのっけて、キャストの顔ぶれは美男美女、心揺れ動くファミリーストーリー、最高にクールなカーアクションには誰も文句は言えないだろう。これも全て俺の思い出補正もあるはずだが、これは世代に受け継がれていくべき一本。
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