RinaKitaura

ロストパラダイス・イン・トーキョーのRinaKitauraのレビュー・感想・評価

4.0
映画「岬の兄弟」の話を逆にしたような設定の映画でした。
兄が知的障害者で家に閉じ込められ、弟がひとり仕事をして生計を立てているお話。

ひとりのデリヘル嬢の登場により、2人の兄弟の生活が少しずつ変わっていきます。

岬の兄弟は男女の兄弟でしたが、こちらは男同士なのでだいぶ感じは異なるものの、生活を送ることに疲れ、日々ストレスを抱えて生きている様子は似ていて、知的障害をもつ家族と生活することと、要介護の家族と生活することを比較してみたりしてしまいました。

ラストどうなったのか、明確な答えが出ないまま終わってしまい、見る人の想像に任せているんだろうとは思いましたが、わたしはマイナスな結果を想像してしまいました。
RinaKitaura

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