すーさん

嵐を呼ぶ男のすーさんのレビュー・感想・評価

嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)
4.0
2017.7.23
石原裕次郎演じる正一の男気を感じざるを得ない一作。日本を熱狂させた一人の男のスター性を感じる…。
同時に美しいのは兄弟物語としての側面。『狂った果実』でも見た、石原裕次郎の「兄貴」像。ええなぁ(兄としての末路は全く異なるが)。

芸能界を舞台に、才能と金と私欲がうごめく様子は嫌な気持ちにもなるけど、その中で一人の男として生きようとする姿がちょーかっけーなー、と思うのです。
もちろん強いだけじゃなく、弱さも見えてしまうところがまた魅力なんだろうな。
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