戦地に赴く前と、帰還した後のトビー・マグワイアの変化が、戦争の恐ろしさを物語っていた。
そりゃああんな目に合わされればいくら訓練された兵士だってまともな精神状態を保たれる訳が無い。
これって、どうなってれば良かったんだろう。
ジェイク・ギレンホールとナタリーポートマンが心通わせ始めた時、戦争の事はひとまず置いておいて2人が幸せになるのも良いなぁと思ってみたり。その方が家族にとってはこれからの人生幸せだったんだよなぁ(T-T)
でも、それはトビー・マグワイアが悪い訳ではないからまた複雑な気持ちにさせられて･･･
誰が悪いとか、誰が１番辛いとか、そんな簡単に片付けられる問題ではないから観た後もしばらく頭から離れずずっと考えさせられる映画になってしまいました。
ジェイク・ギレンホール目当てだった本作品ですが、彼の事ばかり考えてもいられない状況に陥ってしまいました。
いままでたくさん戦争映画を観てきましたが、これほどまでに考えさせられた映画は初めてだったかも。
