ぴぃ

青い春のぴぃのレビュー・感想・評価

青い春(2001年製作の映画)
2.0
20代前半の頃、女友達と2人で温泉旅行に行った。その夜に観たのがこの作品。それがどれだけシュールか、観たことある人にはお分かりいただけるはず。

その宿は、無料でDVDをレンタルしてくれる素敵なサービスをしていた。入室までその事を知らなかったが、当時、映画に因んだカクテルを作ってくれるバーに熱心に通っていた、映画好きの2人ははしゃいだ。スタッフの方々のコメント付きDVDリストに大変胸躍った。ジブリ、ディズニー、ホラー、不朽の名作…幅広く揃っていた。50本くらいあったであろう作品群の中から2人の意見が一致したのがこちら。

選んだ理由は3つ。①調べたら評価がすこぶる高かった②キャストが驚く程豪華③2人とも初耳だった

見始めて割とすぐ、想像と違うぞと思った。見進めて、いまいちついていけてないぞと思った。面白くないわけがないと信じて、無言で見続けた。

正直な感想、当時の青い私たちには良さが全く分からなかった…。

帰路でレビューを読み漁った。どうやら、大変痺れる作品らしい。何回でも観たくなる作品らしい。「僕にないはずの子宮が疼いた」と書いていらっしゃる方がいた。痺れまくってるな。

たぶん、今観直しても、数年後観ても、私は痺れることができない。

でも、オモシロイ!に出逢うことだけが楽しさじゃないよね。今でも友達に会う度にその時の話で盛り上がる。一生忘れられない痺れる思い出。
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