映像の質感やテンションが低めなキャラクター群から終始退廃的な空気感を纏っており好みな作風ではある。ただし気持ち的に元気なときで無いと気落ちするタイプの映画。
観賞後に松本大洋先生の原作を読んだけれ…
青春という言葉には、どこか「楽しい」「華やか」「美しい」といったプラスのイメージがつきまとう。特に映像作品の中では、それが一種のテンプレートのように扱われることも多い。
でも実際の青春って、そんなき…
強烈な作風であるのに、見ている間どこか夢を見ているようなふわふわとした気分だった。
自分は人を殴ったこともないし、部活では野球もサッカーもしてこなかったし、タバコだって吸わない。
それでも、この映…
青春映画の金字塔
自分が欲しいモノを知った時に青春は始まる
それまでの物語を描いたのが本作『青い春』
九条に出来ないことを青木はやろうとし
最期に黒い花を咲かせた
それが本当に自分が欲しい…
「先生、咲かない花もあるんじゃないですか?」のシーンが観たい一心で鑑賞した
10代の松田龍平どタイプすぎ。今の彼ももちろん好きですが。悪ガキ高校生の大人になる一歩手前でぐるぐるぐちゃぐちゃしてしまう…
馬鹿はほっといても滅びる
まだ馬鹿はいますよ
学校にどこか飽き飽きしていて、未来が見えなくてもどかしくて
卒業しなくたって生きていけるけどみんな通ってるから通ってて
なんて息苦しい世界
スピ…
(C)松本大洋/小学館・「青い春」製作委員会 2001