このレビューはネタバレを含みます
若者は殴り合いするべきでつ
甲子園行けなかった子がヤクザに入る為に学ラン譲るシーン、じんわりきた
「あいつ、前世桜なんだよ」
トイレで刺殺後、煙草からのピース
「世界平和祈ってます」
よく、分かるなと思った。本当に。
九條と青木
青木は九條に対して、うーん、
憧憬、対等、劣等感、寂しさ、もどかしさ、特別でありたい、だとか
青木が九條を頼る様に、九條にももっと同じ熱量で接して欲しかったのかと思う。
九條は冷めながらも、ちゃんと青木の事見てたのにね。
割とどこにでも転がってそうな瞬間で、青木が一変しちゃうとこが、若さやヤンキー魂のような、それこそ青春の様な。
何となく、甘酸っぱかった。
青木はエゴが垣間見えながらも、絶対良い奴だった。私は青木ダイスキ。
音楽のかかるタイミングがそれぞれ腹括った時という感じ。
人の『そういう瞬間』を観れてちゃんと鳥肌が立った。
最後の影が青と黒なのも、爽やかに苦くて重い