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青い春のKKのレビュー・感想・評価

青い春(2001年製作の映画)
5.0
高校っていう狭い世界の中に広がる
脳内突き抜けるような
生死が隣り合わせの世界。

ナイフみたいな年頃で、この頃は
感覚ばかり鋭くて、だけど
どうにも出来ない感情を
どう放出すればいいのか
すごくわからないんだ。

簡単に殺すし、簡単に死ぬ。
簡単に生きると決める。

軽んじてるんじゃない。
全ての刺激に敏感なだけ。

出てくる一人一人の子たちの感情に
ひとつひとつシンクロするみたいだった。

空気まで伝わる。
うつる映像が、目で見たよう。

作品とおして流れるミッシェルの曲も
たまらないです。
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