クリストフォルー

海外特派員のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

海外特派員(1940年製作の映画)
4.1
チャップリンの「独裁者」と同じ年に公開された。ヒッチコックはあくまで娯楽映画として作ったんだそうだが、アメリカが中立から参戦へと舵を切る時代のムードが伝わってくる。
もちろん、サスペンス映画として一級品で、ヒッチコック好きなら他の作品との関連も愉しめる。私はラストの海上シーンで「救命艇」が思い浮かんだ。
いかにもヒッチコックらしいヒロインの突き放しぶりも可笑しいが、主人公は「サリヴァンの旅」の主役でしたか。ひさしぶりに観返そうかな。
クリストフォルー

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