ましゃ

狼たちの午後のましゃのレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
5.0
アル・パチーノの顔を知らなかったけど、画面に出てきた途端に「あ、主人公だ」と分かる。

強盗の杜撰な感じが堪らなく好き。
行員の女性に
「ちゃんと計画したの!?」
と叱られるシーンは笑ってしまう。たしかに、サッサとお金を奪って退散してくれたら、あんなに長時間ストレスに晒されることは無かっただろうし、計画性のない強盗は銀行にもいい迷惑。笑

そして相棒の神経質さ・危うさがよく伝わってきてリアルだった〜
当初、相棒は「生意気で世間知らずな少年」という設定だったらしくて、そっちもみてみたかった気もするけど、しかししかし、ジョン・カザール最高でした。陰のある感じはアラン・リックマンぽくもある。でもどっちも今は草葉の陰…泣

アドリブから台詞起こしたシーンもあるみたいで、俳優陣の実力があるからこそ出来る技だなぁなんて思いました。
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