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狼たちの午後のri2のレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
3.9
アルパチーノがとにかく男前。
顔はもちろん、色々なことを語る目、仕草、表情。男前も完成度の高い男前じゃなくて、演じる役(ステイタス)にあわせた男前ぶりで、思わず唸る。
結局は優しい男。
強盗の動機から、強盗の冒頭(脱退)、強盗中、そのあとまで。

あと冒頭の街の映像と音楽がすごいかっこよかった。そしてそこからBGMが一切ないことに最後の方に気づく。
BGMはないわ、ほぼ銀行から動かないわ、派手なアクションないわでも、十分のめりこめるなぁ…と。
アルパチーノののかっこよさ、人質のちょうどいいキャラ立ち具合のおかげかも。


あと、色々解説を見てたら、サルは刑務所にいたことがあって、そこでの出来事とかを知った。そうするとサル役の人の表情の暗さとか仕草とかが腑に落ちる。
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