みーパン

コドモのコドモのみーパンのネタバレレビュー・内容・結末

コドモのコドモ(2008年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

想定外の妊娠、出産、中絶、不妊治療を経ての妊娠…色々経験してる私に取って所々のちょっとした表現が嗚咽しながらの涙無しでは観られない作品でした…


それでも主人公のハルナと比べたら比じゃないと思う。



どうして周りは気付かないの!?
という気持ちと、ハルナちゃんの身体の事が心配すぎてあっという間に見終わってしまった…


お母さんも、膝の上に抱っこしてあんだけくっついてたらお腹出てるの気づくでしょーよ…と、まぁ色々とツッコミ所はあるけど、そこは作品全体を否定してしまう事になるので思わないようにして観ました。



先生ももっと耳を傾けて欲しかった。
子供の話を聞けない大人はね、一度で信頼を無くすんだよ。本当に…



それでも学級委員の子を始め、周りに良いお友達がいて本当に良かったね😢


正直産んだあとの臍の緒の処置の仕方だったり胎盤の処理だったり色々気になったけど…生田目先生の所でちゃんと診てもらったっていう設定なのかな…??




おばあちゃんが味方についてくれたシーンはめっちゃ泣きました。かけてくれる言葉ひとつひとつがジーンときた…


性教育…小5じゃ遅すぎるかもね。
今では3〜10歳が始め時だそうで、私も実際息子が4・5歳の時に生理の話した。子供は関係なくトイレ中もドア開けるからね😅
小さい時から恥ずかしい事じゃなく大切な事っていう認識で学んで行けば良いと思う。

また、不妊治療を経て 30歳過ぎたら卵子の数が減り妊娠しにくくなる事や、他にも色々知るきっかけとなったけど、本当に少子化を考えていくならその辺まで教育に盛り込んで知ってもらった方がいいと思う。

また逆に避妊の仕方も然り。
ちゃんとした避妊とは?
AVと現実は全く異なること などね。


1人でも傷つく人がいない世の中になってほしい…。自分の経験も交え、色々と考えさせられる作品でした。
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