「グランド・セフト・オート・バイスシティ」をプレイした人なら更に楽しめる
「GTAバイスシティの元ネタ?どんな映画だろう」って思って観ましたが、GTA要素は別にして面白かった。
【映画としての感想】
邦画で言うところの任侠映画です。アル・パチーノの演技は一級品だし、脚本もよく作り込まれています。特に主人公が妹を引っ叩くシーンは観てる側が若干引くぐらいの迫力があります。(ガチで引っ叩いてるかも)
ポロリ、グロ表現は結構あり、決してファミリー向けではありませんが、作り手からの「家族は大切にしろよ」というメッセージが伝わってきます。
暗黒街の顔役(1932)のリメイク作品らしいので、そちらと併せて観るのも良いかもしれません。
【GTAバイスシティの元ネタとしての感想】
音楽、車、建物、服、風景、何から何までバイスシティ。ロックスター・ゲームスが訴えられるんじゃないかと思えるパ○リ様で主人公のあだ名までソックリ。メインストーリーは大体同じですが、結末は異なります。
GTAバイスシティの脚本家は「スカーフェイスの主人公トニーが少しは改心して死なずに済んでいたら?」という気持ちで作ったのかも知れません。