白井

砂の惑星の白井のネタバレレビュー・内容・結末

砂の惑星(1984年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ビュンビュン飛び回るハルコネン男爵。
ハゲ・ゲセリット。
妹。

なんじゃこりゃおもしれー!とひでぇひどすぎるまじかこれ、、が同時にある不思議な鑑賞体験だった。観終わった今もなお面白かったし面白くなかった。

神事と軍事が合わさったような雰囲気の建物や衣装は最高で前半は画面を観てるだけで超楽しい。ポップさがヴィルヌーヴ版より好み。ギルドのボス?やハルコネン男爵などのクリーチャーデザインも最高!!ギルド、ヴィルヌーヴがどう描くか楽しみ。
ただ砂虫はヴィルヌーヴ版の方がカッコいいし、後半デューンが舞台になってからは人間の文化が画面に映らなくなるから一気につまらなくなる。砂の惑星というタイトルで、砂の惑星を魅力的に描けなかったら駄目だよね。どんどん心理描写も雑になってダイジェストっぽくなっていくしね。残念だね。

ただこれはこれで、残念なところも含めて、なんか嫌いになれない魅力があるんだよな。評判よりは全然楽しめました。

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白井

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