No.2609
想像していたのと全く違う感じでした。
パッと見、テレ東が昼に流している映画みたいです。
原作は読んでいません。
冒頭からいきなり情報量が多すぎて、恥ずかしながら、ストーリーについてはまったく理解できませんでした。
だから、雰囲気映画として楽しみました。
雰囲気自体は悪くありません。
サンドワームも凄い迫力ですし、アラキスでのシーンはとても幻想的で素晴らしいです。
原作があまりにも壮大らしいので、その全貌を2時間ちょっとで描くことはもちろん至難なのは分かっているのですが、
それにしても、必要以上にグロテスクで露悪的なカットが目立ちすぎるのは残念です。
ハルコネンって、あんな汚らしく描写する必要って、あるんですかね!?
それがリンチ流だと言われればそれまでですが。
どうしてもホドロフスキー版と頭の中で比較しながら見てしまうので、リンチ版は不利な感じはしますが、
今年12月公開予定のドゥニ・ヴィルヌーヴ版は、DUNEファンたちのいろんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれるのでしょうか!?!?
チャークサ!!!!!