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そのときは彼によろしくのロコロコのレビュー・感想・評価

そのときは彼によろしく(2007年製作の映画)
3.1
当時話題になっていたけれど、その頃は映画館でみるとかそんな発想がなく、13年越しに鑑賞。

2007年の作品。
コンフィデンスマンより前の長澤まさみさんと小日向文世さんの共演なのかぁとしみじみキャストを見て思いました。

山田孝之さん、長澤まさみさんこの二人がメインキャスト。
いまもトップを張る役者さんたちばかり。


小学生の頃の仲良しってずっと続かない。もしかしたら続く人もいるのかもしれないけれど、ずっと同じではいられない。
でも心の奥にある思い出は何にも変えられない大事なもの。


ヒロインである花梨は深い睡眠に入ってしまう病気で、眠らないように薬を飲んでいた…

生きてるのにずっと眠ってるなんて…夢の中で生きているのかな。

『そのときは彼によろしく』

そのとき    とは
彼       とは
よろしくの意味 とは

最初はわからないけれど、13年後、再開を果たした小学生だった彼らの約束。

こんなに純粋に自分達の夢を守れる人がどのくらいいるのだろうか…
もしかしたらただの理想なのかもしれない。
でも希望を持ちたいと思うその気持ちを持つことで生きていけるそんなこともあるだろう。

ひとつでも、どんなに小さいものでも希望を持つことそれが生きる意味なのか。それとも生きる意味なんてホントはないのか。

死は全てが終わるイメージがあるけれど、もしかしたら何かにつながっていて、奇跡を起こすのかもしれない。
誰かと誰かを引き合わせる強い力に関連しているのかもしれない。
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