リドリー・スコット×トム・クルーズで贈るファンタジー・アドベンチャー。
いやはや目を疑った。リドリー・スコット監督の代表作と言っても過言ではない『エイリアン』と『ブレードランナー』（いずれも本作より数年前に公開）とは比べ物にならないないほどの安っぽさ。5年半の歳月と3000万＄もの製作費を投じたにもかかわらず、すべてがチープ。ど う し て こ う な っ た。
登場キャラクターたちの魅力もイマイチ。
トム・クルーズ演じるジャックはただただイケメンなだけ。動物と意思疎通ができるという設定だが、本編でその能力が発揮されるシーンは一切ない。
リリィ姫は単なる自分勝手な女性で、彼女の行動は理解に苦しむものばかり。
魔王は頭の角デカすぎ! あれじゃトイレの個室入れないだろうな。かわいそうに。因みに演じているのはティム・カリーだけど、特殊メイクのせいで全然わからない。
個人的に気になったのが、妖精ウーナ。下敷きこすって起こした静電気で髪の毛逆立てたようなあの髪型何なの。
