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裸の島のwatarihiroのレビュー・感想・評価

裸の島(1960年製作の映画)
3.5
劇場鑑賞121本目

小さな島に一家四人が住んでいた。真水がないため、夫婦は船で水を取りに行って畑を耕したり、子供の学校を送ったりしている。平和に暮らすが悲劇が訪れる、、、。

見てよかった作品でした。
始まってから30分以上たってもセリフ出てこず、常に海の音、風の音、人混みの音といったものばかり。でもそれが逆に私にとって緊張感を出してくれて、それ以上に登場人物の豊かな表情が印象的でした。

私の経験上こういった作品って眠気がくるんですが、そういったことが一切なく物凄く楽しめる作品でした。

新藤兼人監督の強いメッセージが込められているじゃないでしょうか。何か人の本来の生活を強く表しているように思えました。
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