ヒラリー

エリザとエリックのヒラリーのレビュー・感想・評価

エリザとエリック(1987年製作の映画)
3.7
父は出て行きおらず、母も長患いの末死去
残されたのは18歳くらいの姉エリザと16歳くらいの弟エリック(実年齢は出てこなかった気がする)
家賃滞納で追い出されるも運良く部屋を貸してくれる人が見つかり野宿を免れる二人
借り家で半ば趣味、半ば小遣い稼ぎの写真撮影から他者を巻き込み互いの嫉妬心を掻き立て合う…
部屋の装飾、写真、どれでも御洒落で素晴らしいのにエリザとエリックが仲良いのか悪いのか。自分の物差しで測るべきではないが距離感や言動に見てて不安になった。
姉弟仲最悪の私にはなかなか理解し難かったが距離が近いと仲が良いはまた別物で狂気を孕んでる。
エリックがマスかいてる横でエリザもしだしてゾッとした。
姉弟とはいえ、倫理観ぶっ壊れ過ぎ、、こわい、なにこれ、、おばさんは混乱しました。
私も弟が果ててナニ丸出しで寝落ちした姿見たことありますね、わはは。
あんたの物は私の物、私の物は私の物とはまた少し違うが
私は結婚してNYに行く、エリックもここに置いておいても仕方ないから連れて行く。
その前に彼とエリックが療養→エリザを置いて2人でそのままNYへという展開は開いた口が塞がらない…え、まじ…そんなことってあるの?
エリザ口説いてたけどやっぱエリックの方が良かったわっていう考えは安直過ぎるかな?もっと深い意味があるのかな…本当に何考えてるのか分からない、理解し難い…
最後の最後で部屋紹介の際の伏線回収すると思わなんだ…出口のない…このどうにも煮え切らない終わり方好きですね…
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