エリザとエリックの作品情報・感想・評価

「エリザとエリック」に投稿された感想・評価

miku

mikuの感想・評価

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中世の邸宅みたいな現実味のないアパートメントにそっくりな姉と弟。不健全なまでに距離感が近く、油断したら姉弟でとんでもない関係をもってしまいそう。多分直接的な描写がないだけでたぶんもう何かやってる。そのほかの登場人物も、ぱっと見ただけでは性別が判断できないように統一されているよう。お互いの恋だの愛だのにギャーギャー騒いで、喧嘩してたと思ったのに兄弟というものは難しいのね。しかしエリックがとびきりかわいい。
Tyunron

Tyunronの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

姉と弟、世の中の男女の関係とは一線引いた、強力な関係。

新しい人との出会いで世の中の男女の関係をお互い少しずつ知っていく

姉は弟が知るのを怖がる
反対に弟は姉が知るのを怖がる

弟エリックは男っぽい女性しか好きになれない、それは曖昧な存在だから。
女性らしい女性は関係の境界線を跨いでしまうから。

姉エリザはスタンと出会い境界線を跨ぐ。

最後にエリックとスタンの男の友情を理解できずエリザは自らを閉じ込める

男と女という二分された存在と結びつくものという運命に翻弄される二人のキョウダイのお話
ヒナ子

ヒナ子の感想・評価

3.6
ずっと気になっていた作品。このおとぎ話みたいな可愛らしい雰囲気が作品のテーマととてもよく合っていた。ファッションも髪型も実にアイコニックで可愛い。
生まれたときから互いを頼らざるおえず、2人でひとつみたいに育ってきたからこそ、互いに大人になることを避けて、部屋の中に籠もってきたエリザとエリック。男性になることは、女性になることは、母親を失うより、父親を失うより、2人にとっていちばんの恐怖だった。
描き方は全く違いますが、ドリーマーズと題材が似てるね。
エリックが美少年すぎるのですが、どなたかこの子のこの後を知りませんか。

兄ではなく弟でありたかったし、あの髪型にしたかった(ルック完璧と思うけど別におしゃれ映画ではない)
父は出て行きおらず、母も長患いの末死去
残されたのは18歳くらいの姉エリザと16歳くらいの弟エリック(実年齢は出てこなかった気がする)
家賃滞納で追い出されるも運良く部屋を貸してくれる人が見つかり野宿を免れる二人
借り家で半ば趣味、半ば小遣い稼ぎの写真撮影から他者を巻き込み互いの嫉妬心を掻き立て合う…
部屋の装飾、写真、どれでも御洒落で素晴らしいのにエリザとエリックが仲良いのか悪いのか。自分の物差しで測るべきではないが距離感や言動に見てて不安になった。
姉弟仲最悪の私にはなかなか理解し難かったが距離が近いと仲が良いはまた別物で狂気を孕んでる。
エリックがマスかいてる横でエリザもしだしてゾッとした。
姉弟とはいえ、倫理観ぶっ壊れ過ぎ、、こわい、なにこれ、、おばさんは混乱しました。
私も弟が果ててナニ丸出しで寝落ちした姿見たことありますね、わはは。
あんたの物は私の物、私の物は私の物とはまた少し違うが
私は結婚してNYに行く、エリックもここに置いておいても仕方ないから連れて行く。
その前に彼とエリックが療養→エリザを置いて2人でそのままNYへという展開は開いた口が塞がらない…え、まじ…そんなことってあるの?
エリザ口説いてたけどやっぱエリックの方が良かったわっていう考えは安直過ぎるかな?もっと深い意味があるのかな…本当に何考えてるのか分からない、理解し難い…
最後の最後で部屋紹介の際の伏線回収すると思わなんだ…出口のない…このどうにも煮え切らない終わり方好きですね…
無

無の感想・評価

4.3
長患いをしていた母親が亡くなり滞納していた家賃が払えずに追い出された姉弟のエリザとエリックは1年ほど外国に渡るアーティストの家の留守を預かる事になり、家に置いてある舞台衣装や使い母の形見のカメラで人物のアート作品を友人と3人で撮りはじめるが徐々に彼らの作品が認められそれがきっかけで姉妹は色んな人と交流を持つがお互いにそれが気に食わず嫉妬しあうが…

ネトフリ解約して最初の鑑賞で名刺代わりの一本にしても良いくらいド好みの作品に出会ってしまった!
ほとんどの人が退屈に感じるかもしれないし誰にもおすすめはしないが個人的には大満足。
ネトフリには自分が観たいオシャレで退廃的で登場人物がちょっと拗けててノスタルジックで非現実感を味わえるようなフランス映画が全く置いてないので、金塊を掘り当てるように店で直に作品を吟味する方が自分の性に合って楽しい。
エリザとエリックの髪型も雰囲気もお互いがお互いの人間関係に嫉妬したり、すぐに友達にはなるけど必要以上にベタベタしない丁度良い距離感の関係性がフランスっぽくて好き。
登場人物の性別が一目では区別がつきにくく、ボーダーレスで誰が男で誰が女なのかが曖昧なビジュアルの役者たちも魅力的。
エリザが連れてきてエリックが「男みたいだ」と吐き捨てながら結局彼女に惹かれていく彼の揺れ動く心情が瑞々しい。
色んなレビューや作品紹介では近親相姦っぽいと書かれてるけどそれはあまり感じなかった。
彼らが構図を考えセッティングし撮影後に色づけしたコラージュアートが本当に素敵なのでもし売ってたら絶対に買いたい!笑
前半に張られてた意味深な伏線が回収され、おフランス感が大爆発する中唐突に〆るラスト、あそこにたどり着くのは読めたけどその後が気になる…
順番が逆になったけど次はこの映画の元ネタを鑑賞予定。

トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=2Ryx7TXR-xo


ネトフリは2か月分チャージしてるので次はタハール・ラヒムの作品がリリースされる来春にまた再開する予定…と言いつつも監督が「ラ・ラ・ランド」の人でどうやら苦手なミュージカルらしいので迷うけど、観れば克服出来るんだろうか…w
n

nの感想・評価

3.5
彼らの撮る写真は
本物の絵画の様に美しい仕上がり。
エリザとエリックが何処と無く似ていて本当の姉弟に見えた。
Franrose

Franroseの感想・評価

3.8
昔に観た作品ですが、映像がカラフル
でおしゃれで当時影響を受けました。「恐るべき子供たち」もモチーフだそ
うです。きせかえシーンも楽しく
秘密めいたパリの生活をのぞいている
ような気持ちになりました。もっと
みんなに観てもらいたい秀作です。
四谷

四谷の感想・評価

3.3
閉じた世界は閉じたままにしときたい人間なのでエリザの気持ちもわかる。でもラストはちょっと唐突な感じもした。チープさのある装飾がよかった。80年代の少女漫画を読んだ時のようなノスタルジックな気持ちになった。少女漫画も色んなものから影響を受けてるんでしょうね。
なすび

なすびの感想・評価

3.0
このジャケ写に惹かれてずっと見たかったやつ!見れた〜

フランス映画らしい話の進み方で、母親亡き後のエリザとエリック姉弟の日常が描かれていく。今までずっとニコイチって感じだった2人がそれぞれの世界を持ち恋愛して大人の世界に入っちゃうことでお互い姉弟離れできなくて喧嘩しちゃうのがかわいかった。私も弟がおるから2人の喧嘩の様子を自分と重ね合わせて懐かしく思い出してた〜2人は双子みたいに髪型もそっくりだし服装もシンプルでボーイッシュでそっくりでたまに見分けがつかなくなるほど!姉弟の関係でそこまでアリなんだ…っていう自由さ仲の良さも見せつけられました😳

こういう淡々とした話の進み方の映画は大体好きなのでこれもすき🙆🏻‍♀️部屋の内装とか服装とか見てるだけで楽しいし☺️

ロメールの映画とかで気になってた金髪美女アリエンドンバールさんがやはりかわいかったしまさにバービー人形❤️
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