かるめろ

男はつらいよのかるめろのレビュー・感想・評価

男はつらいよ(1969年製作の映画)
3.7
最初の語りで心を完全に掴まれました
渥美清さんの語り、しゃべりは一種の芸ですね
日本語ってほんとに素敵だなと感じさせてくれました

1969年に作られた映画ということもあり、その時代の東京の下町の雰囲気を楽しめました
この時代は決して裕福でなく生活も便利ではないですが、人々の心も、街並みや家も、今よりも開放的で温かい
今ほど人々の価値観に多様性はないが、その分、他人と生き方や娯楽に共感しやすく幸せを感じやすいのかもしれない

この時代の生き方を少し羨ましく思う時がありますが、ただ隣の芝生は青いだけなのかもしれないです。。
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