ヒデ

男はつらいよのヒデのレビュー・感想・評価

男はつらいよ(1969年製作の映画)
3.8
実は今作は初めて見ました。というより、男はつらいよシリーズは一切見たことがなかったです。イメージとしてはとても長いシリーズのような気がします。今作は昭和な日常を描いていました。都会で田舎から来た寅さんが色々な事件を巻き起こすという感じです。シンプルな感想としては面白いなと思いました。でも他の人ほどは刺さらなかったです。ストーリーの前半では寅さんが田舎者で常識がなくて正直第一印象が悪かったです。でも後半で彼が取る行動などによって寅さんを興味深くて家族思いではある人というのがわかります。そしてこの映画はコメディな要素もあるのですが、個人的に笑えるところと笑えないところの差が激しかったです。音楽も昭和な雰囲気が出ていて良かったです。そして結構気になったのが音声です。昔の映画だから仕方ないのかもしれませんが、口の動きと音声がかなりずれていて吹き替えを見ている気分になりました。個人的には面白いですが、ツッコミどころはあったりしていた感じでした。二作目は見るかどうかわかりません。機会があれば見ます。
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