虹島流浮

MAY -メイ-の虹島流浮のレビュー・感想・評価

MAY -メイ-(2002年製作の映画)
3.9
文字通り友達は自分で”作る”

相手役が若かりし頃のジョン・トラボルタに似てるのもあって、孤独からの脱却と停滞の狭間を行き来するメイは『キャリー』にも見える。血を浴びることでパワーを得ますが。

メイがハッピーな時にかかる曲がラブコメでかかりそうなものなのだけれど、あからさまではなく、人見知り調な浮ついた音楽っていうのもいい。ぎこちなさ。
孤独な時は音楽も無、味方はしてくれないリアリスティックな寂しさ。

監督のラッキー・マッキーっていい名前だなぁ。