歩いても 歩いてものふぃーのレビュー・感想・評価

何も起こらない1泊2日をよくこの2時間の映画にできたなと感服した。それぞれ問題を抱える家族を丹念に描写した素晴らしい作品である。
「人生はちょっと間に合わない」がテーマであるが、意外と主人公は「間に合っている」。そのことを客観的に気づかせてくれる映画。
家族ってめんどくさいものだが良いものでもある。物事は大抵アンビバレントである。