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「歩いても 歩いても」に投稿された感想・評価

umi

umiの感想・評価

5.0

祖父母の家のにおいを思い出した。何にもしないで寝てるか、仕事してる父とか、その間祖父母の相手をしなければならずストレスが溜まってる母とか、頑固な祖父に噂話が好きな祖母、なんも気にせず遊んでる私と弟。

もう食べられないって言ってるのに出てくる料理とか、お年玉いくら入ってたか一緒に出して確かめるとか、廊下に飾ってあるお面が怖くてトイレいけないとか、そういうの思い出してちょっと泣けた。お爺ちゃんお婆ちゃん元気かな。
夏の終わり、15年前に亡くなった兄の命日に帰省した、姉一家と弟一家。
そんな「よくある日常」を切り取った作品。


バツイチ子持ちの私がもし初婚の男性と結婚したら、私もあんな風に影で言われちゃうんだろうな~(笑)とか考えながら観てました(笑)
それぞれの会話が、実に生々しくてリアル。
笑顔で話してても、心の中は読めないよね。いくら家族でも。
時として、口で言っていることと心の声は真逆だったりもするけれど、そこは隠してうまくやり過ごそうとする辺りは、いかにも日本人(笑)
随所に、「こういうシチュエーションあるある!」が盛り込まれていて、ラストまで全く飽きさせない。
特段、盛り上がるシーンがあるわけでもなく淡々と進んでいくのに視聴者をぐいぐい惹き付けてしまうあたり、さすが是枝監督だなと。


「そのうち」は、来ない。
だから実行に移さないと。

特に、親孝行は。
誰がどんなことで心に波が立つのか。

他者からはほとんど見ることができないそれを、この映画は見せてくれた。
是枝監督の作品はどれも心がぎゅっとなる。とてもいい映画だった。
ちょけてるように見せて闇深いことをサラッと言わせるのが是枝監督と、ポンジュノ
sakuyama

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4.0
いつまで経っても、母親にとっては子供は子供のままなんですね。こんな会話あるなーとじんわりと来ました。黄色い蝶、面白い演出でした。
repi

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4.0
もうね、セリフも良くて、すごい自然で、普通の2日間なんだけど、でも家族の人生がそこに詰まってて、胸に染みた。
hosaka

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3.9
現代版「東京物語」ぽく、所々悲しく感じた。
みんな上辺はうまく取り繕っているけど誰も繋がっていない感じ。
やっぱりちょっと随所に不穏さを感じて落ち着かない。
けど、この自然な演技好きだし、最後は淡々として終わり、その余韻にじんとした。
りょう

りょうの感想・評価

4.0
なんて事ない親戚の集まりを切り取っただけの映画(褒め)
あえてこういう書き方をすると「無駄な会話」の内容が巧い!
親戚同士でそんな会話するするwってのがセリフ感無くちゃんと無駄話になってるのがよい
会話だけじゃなく色んな所にもあるあるが多くて子供の頃を思い出した

例えば
・親戚にいる元気なおじちゃん(午後になると昼寝する)子供は小学生2人いいパパ感
・子供が親戚の前で少し失礼な事を言った時に表情だけで怒る母親
・爺と婆の箸をつけたものに反応するキッズ(言葉にはしないが嫌そうな雰囲気を醸しだす)
・サニーレタスの段ボールありがち
とかとかとか!とにかくそういうシーンが山盛りでどこか歯痒くノスタルジックな気持ちになれるのよ

皆んなでいる時にそれぞれの立場があって少し仮面をつけて話してる感じや
夫婦だけや親子だけになった時の本音の感じとかすっごいリアルでなんとも言えない気持ちになりました
要望を言えばジッジとあつしの関係をもう少し広げて見たかったなぁ

現代版「東京物語」な雰囲気
2時間で感じられるインスタントお盆
Akita

Akitaの感想・評価

4.0
なぜたった2日間の
ホント何でもないような日常を
こんなにも素敵に表現できるのか
「いつもちょっとだけ間に合わない」
その通りですよね
樹木希林はどの映画でも樹木希林だけど
どの作品を見ても新鮮さを感じる
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