歩いても 歩いてもの作品情報・感想・評価

「歩いても 歩いても」に投稿された感想・評価

nozomi

nozomiの感想・評価

4.0
何でもなくはないけど、何でもない家族の2日間のやり取りの中に、可愛らしさや、愛らしさや、怖さやが入り混じったもの。

どう過ごして、なにを残して、どう繋げていくか考える。
ペイン

ペインの感想・評価

4.7
“小津調”(3回目の観賞)

俳優のポール・ダノは本作の大ファンで是枝監督の作品に出たいとまで言ってるみたいです。

というくらいに今や“世界のコレエダ”のブランドを確立しつつある是枝監督。小津安二郎や成瀬巳喜男といった日本の名匠のエッセンスを継承しつつ、しっかりと現代映画としてブラッシュアップして←(ここ大事)“家族の在り方”を描く手腕に長けている人だと思います。

本作は是枝監督作の中でもかなり人気が高く最高傑作という人も多いですね。

自分はこの映画、コメディドラマとしても観れると思いますがホラー映画だとも思ってます(笑)前半はたしかにほのぼのとした展開をしていきますが、後半から登場人物がゾッとするような凍りつくようなセリフを吐き捨てるんですよ。

優れたホームドラマはどこかホラー的であるなんて評する評論家もいるくらいですからまさに本作は優れたホームドラマと言えるかもしれないですね。

人生はいつもちょっとだけ間に合わない…とにかくグッとくる心に染みる傑作ですね。樹木希林の芸達者ぶりはもう恐ろしすぎて国民栄誉賞あげてもいいくらいだと思います。あ、あと是枝監督作品に出てくる“家”ってなんか良いですよね。
リアル過ぎて凄く共感する家族像。
ただ共感してはいけないのかもしれないことばかりが意図的に並べられていた気がする。

人のことを比べたり、
陰口をいったり、
趣味を笑ったり、
小さいことにくよくよ気にしたり、
デリカシーのない発言をしたり。
自身の職業へのプライドがあったり。

自然に感じる家族の暮らしだから余計にズキズキしてしまった。

 毎度是枝さんの作品映画を見るというか日々の暮らしを覗いている、そんな中でも人の奥深くにある心情が手に取るように分かり、伝わってくる異様な感覚。
上旬

上旬の感想・評価

3.6
ゾッとした。下手なホラーより怖いかもしれない。「えっこの人こんなこと考えてたの?」っていう…男は難しいようで案外単純で、女は表面上うまくやってても考えてることはけっこうえげつなかったりする。「次は正月かな」っていうおじいさんのセリフかわいかった。楽しみにしてんじゃん意外と。あと親戚の家の気まずいあるある。うちも母方の祖母は血が繋がってないから気まずさよくわかる。
15年前に他界した兄の命日に、横山良多(阿部寛)は妻(夏川結衣)と義理の息子のあつし(田中祥平)を連れて実家に帰省した。父親とそりが合わず失業していることも口に出せない良多にとって、両親(原田芳雄、樹木希林)との再会は気が重かった。明るい姉(YOU)の一家も揃い、両親の家で過ごす夏の一日。

いろんなシーンでぞっとしました。
子どもの頃、おばあちゃんの家に連れて行かれるのが本当に苦手で、あの時感じた空気が映画にそのまんま流れているのが怖かったです。

自分は自分の親戚や生まれた家族にいいイメージが全くないので、思い浮かぶ記憶にぞっとして吐き気すらしました。
もう少し酷い親戚や家族ではあったのですが、映画と共に洪水みたいに溢れる記憶で全く眠れなくなるほどに、同じ空気を感じました。

ここまであの空気感を描けるなんて、本当に驚いたし感動しています。
ニオイすらしてきそうなほどの濃厚な時間が流れていて、たった1泊2日の里帰りを描いているだけなのに、ずっしりと重たいものを背負った気がします。

毒があるけどそれでも家族は愛おしいと、思える日が来たらまた見たい映画です。
ur1ng

ur1ngの感想・評価

4.1

ブルーライトヨコハマが流れた瞬間に、これは海よりもまだ深くとおなじタイトルの伏線回収か〜クゥ〜てなった(笑)

是枝作品まあまあ見たけど、わたしはこれが1番好きだ!どの家族も問題は抱えているから、誰もがどっかしら共感できると思う
おばあちゃん家に行った時の楽しさもありながらもかなり気を使う感じ、すっごいわかるんだよなあ(笑)
男の子の将来の夢、おじいちゃんにも聞かせたかったな!
いつもちょっと間に合わない、か。後悔は生きてたらつきものだけど、愛があるからこそさらにそれが生まれる気がする

やっぱり是枝さんは日常クリエイター!毎度言いますが、樹木希林は必要不可欠!!万引き家族を見る準備は万端!
jjjk

jjjkの感想・評価

4.2
万引き家族から。
是枝作品ではお馴染みの樹木希林の本領発揮な作品。

里帰りの1日を淡々と描いた作品なのに、なぜこうも引き込まれるのか。昔、子供ながらに、なぜおばあちゃん家に行くとお母さんはよそ行きの顔をするのか、と不思議だったあの感覚。親戚とかっておじさんにしろおばあちゃんにしろ優しいは優しいんだけど、どことなく繋がってるようで繋がってないあの感じを思い出した。

樹木希林が途中で見せる狂気というか、執念みたいなものはまあ母親なら当然だよなあとも思えるけど、、怖い。怖くて寂しい。

やっぱり是枝作品がとにかく好きです。どちらかといえばこじんまりとした作品だけど、どこにでも存在するような家族の話がすごく響いた。
カイ

カイの感想・評価

3.6
蝶々が部屋に迷い込んできたシーン鳥肌立った!!樹木希林、怪演!!!🙌🏿

我が家にはこういう昔ながらのルール?的なものがなくて良かったなぁ、、、笑
zk

zkの感想・評価

4.4
好きな是枝監督作品。
今思うと、小津安二郎の東京物語に近いものがあるようにも思える。
日本の景色とゴンチチの音楽が良い。人生はいつもちょっとだけ間に合わないのだ。
こうき

こうきの感想・評価

3.0
リアルな感じがすごい。ほんとの家族を見てるみたい。ほのぼの感もあった。
色々あるけど前に進もう。
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