歩いても 歩いてものドラツーのレビュー・感想・評価

一日中、台所に立ちっぱなしの女性陣。美味しそうな夏の手料理の数々。古っぽいタイルのお風呂。いしだあゆみのブルーライトヨコハマを奏でる45回転のシングルレコード…。もうどれをとってもどこにでもある懐かしい田舎の夏の里帰り風景。幸せの見本の様なシーンの連続なんだけど、温厚で優しいだけのお母さん（樹木希林）と息子「阿部寛」の会話で一瞬「エッ！」なるシーンが。ゴンチチが似合う淡々とした作品だけに、心に残りました。