怒髪猫なんじゃった

集団左遷の怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

集団左遷(1994年製作の映画)
3.7
原作が、江波戸哲夫の企業小説「集団左遷」の映画化🎬です。


バブル崩壊後、経営難に陥った不動産会社が、立て直しの為にうった策が、大量のリストラ計画である。

会社にとって無能と考える社員を、「首都圏特販部」を新設して異動させる、いわゆる集団左遷である。
3ヶ月間で途方も無い目標を与えて、達成出来ない場合は、リストラすると云うものであった。

手始めに50名が、異動させられるが予算も無いまま、営業をかけるが・・
リストラ計画を策略した副社長一派の妨害、嫌がらせ、横ヤリなどがあり、中々成績は上がらない。

サラリーマンの意地を賭けて、知恵を出し、汗を出し、奮闘する物語です。

中村敦夫の本部長が頼れる渋い役処だし、柴田恭兵が熱い熱血漢を演じる。

企業だから、勧善懲悪とはいかないが、見応えのある熱い映画🎞でした。